6月定例議会の最終日を迎え、上程した議案の審議と採決が行われました。
議案のうち主なものは、まず道路維持車の取得について、契約の相手方を有限会社日栄産業とし契約金額を835万3,450円とするものです。
建設課で使用している道路維持車の更新を行います。
次に公の施設の指定管理者の指定について、この度完成した津和野町医療近接型住宅を医療法人橘井堂へ管理者として指定するものです。
期間は令和7年7月1日から令和11年3月31日までとなります。
次に町道の路線認定について、坂上の谷線(延長141.0m)、芦谷中の原線(延長188.0m)、奥の湓線(延長270.0m)、コブケ線(延長64.0m)の4路線について、この度新たに町道認定するものです。
次に令和7年度一般会計補正予算について、既定の予算総額に歳入歳出それぞれ6億94万2千円を追加し、総額105億1,327万1千円とするものです。
歳出のうち主なものとしては、道の駅津和野温泉なごみの里のZEB化改修工事費として4億6,179万3千円を計上しております。
ZEB化とは、快適な室内環境を実現しながら消費するエネルギーをゼロにすることを目指し、多くの人が利用する建築物の省エネ性能を高める手段の1つであり、光熱費の高騰が課題となっている道の駅なごみの里の改修を行います。
同施設は老朽化により毎年の修繕費もかさんでおり、その対策につながることも期待しております。
尚、財源は1億6,851万7千円を国より補助金を頂き、残りを過疎債で充当する計画です。
また、地域公共交通再編計画策定業務委託料として443万7千円を計上しております。
町営バスは朝の便と午後からの便の間に交通空白時間帯があり、この解消についてこれまでご要望を頂いてまいりました。
合わせてJR山口線の終電後の時間帯においても通学や懇親会後の利用などに一定程度の需要を認めており、これらの解決策を導き出すべく実証実験を行う計画としております。
土木費では、日原地区側溝整備及び町道和田中線側溝整備として工事費2,202万円を、本溢川の護岸整備の工事費として301万円をそれぞれ計上しております。
災害対策費では、避難所用間仕切り・パーテーション、段ボールベッド等の調達に伴う消耗品費233万2千円を、組み立てトランク型児童ラップ式トイレの調達に伴う庁用器具費189万2千円を計上しております。
次に、最終日に追加議案として2件の議案を上程しました。
一つ目は日原地域活動拠点施設の建設工事請負契約の締結について、契約金額を4億7,630万円、契約の相手方を堀建設株式会社とするものです。
2つ目は小型動力ポンプ付積載車の取得について、契約金額を822万8千円、契約の相手方を株式会社クマヒラセキュリティ松江支店とするものです。
上程した議案は全て承認頂き、終了いたしました。