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第101回一日特別研修会(令和7年6月15日)

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公益社団法人島根県断酒新生会による一日特別研修会が吉賀町ふれあい会館にて開催され、お招きを頂き出席してまいりました。

当会はアルコール依存症に苦しむ人々やその家族への支援と情報提供などを行うとともに、アルコール依存症の問題を社会に啓発し、予防することを目的として組織され、活動を行っておられます。

一日特別研修は、「酒害を体験した当事者の立場からアルコールが及ぼす害悪を広く社会に伝えるとともに、不特定多数の酒害者とその影響を受けた家族をはじめとする周囲の人々の身体的、精神的、社会的な回復を目的とする。」として、島根県内各地を持ち回りで、開催されております。

この度も島根県内各地や山口県から参加され、アルコール依存症を経験してきた方やつらい思いをされてこられた家族などから、体験談の発表がありました。

自らの体験を参加者の前でお話されることは勇気のいることかとも拝察しておりますが、つらい思い出や克服されたきたお話が聞く者にとって励ましとなり、断酒の誓いを共有する大切な場となっていることを実感いたしました。

社会にはアルコール依存に苦しむまだまだ多くの方々がいらっしゃると思いますが、そのご家族も含め当会が解決に向けた受け皿となる重要な存在であることを再認識したところであります。

本町も高齢化が進む中で独居世帯が増加しており、孤独感や孤立感がアルコール依存へとつながる懸念がないとは言えません。
酒害の恐さや影響の大きさを重要なこととして認識する気づきを頂くとともに、今後の福祉施策へ活かしてまいりたいと思います。

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