日本遺産連絡会が森鷗外研究センターで開催され、歓迎のごあいさつとともに、参加してまいりました。
当会は、島根県内の日本遺産関係者が、情報共有と相互に連携を深めることを目的として開催されており、本年は津和野町が開催地となりました。
現在県内では、
〇出雲國たたら風土記~鉄づくり千年が生んだ物語、
〇日が沈む聖地出雲~神が創り出した地の夕日を巡る、
〇荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落、
〇神々や鬼たちが躍動する神話の世界~石見地域で伝承される神楽、
〇石見の火山が伝える悠久の歴史~“縄文の森”“銀の山”と出逢える旅へ、
〇中世日本の傑作益田を味わう~地方の時代に輝き再び、
〇津和野今昔~百景図を歩く、
の7つが日本遺産認定を受けております。
当日は、島根県の文化財及び観光振興に関わる職員の皆さま、日本遺産関係市町の職員の皆さまに参加頂くとともに、日本遺産審査・評価委員である丁野朗先生にもお越し頂き、日本遺産を活かした連携や観光振興等についてアドバイスを受けたところであります。
本町の日本遺産は制度が創設され初年度の認定を受けましたが、その後再審査、そして重点支援地域として認定継続という経過をたどりました。
県内認定地域もこれから認定後の実績について評価を受けることになることから、本町の認定継続に向けたこれまでの取り組みについて、津和野町日本遺産活用推進協議会地域プロデューサーであるリコッタ瑠美さんより発表して頂きました。
お話を聞きながら、協議会の皆さまに熟慮と議論のもと検討を重ね計画策定を行い、民間事業者とともに活用した事業を展開して頂いたことを改めて認識し、敬意を表するとともに、認定継続の結果を出して頂いたこと深い感謝の念を抱いたしだいであります。
また、本町の経験と取り組みが参加頂いた地域の参考になれば幸いです。
懇親会は、養老館南棟に場所を移し行いましたが、歴史文化の薫る情緒豊かな建物において、町内飲食店で作られた料理やお酒が並ぶ様子は素晴らしい雰囲気でありました。
参加者の方々には様々に交流を深められ、今後の更なる連携へとつながるものと信じております。