シルバー人材センターの総会が開催され、来賓としてお招きを頂き出席してまいりました。
会員の皆さまがこれまでの人生で培われた経験や技術を活かして、町民の様々なニーズに応えるとともに、会員一人一人が生きがいをもって本町で暮らし続けるための活動の受け皿として、当センターは重要な役割を果たして頂いております。
我々行政の仕事についても環境整備を中心に多様な事業を請け負って頂くとともに、地域包括支援センターと連携し介護予防事業の一翼を担うほか、本町と島根大学が協定を結び共同研究を進めているeスポーツの導入にもこれまで積極的に加わるなど、高齢者の健康づくりにも協力を頂いており、感謝しております。
一方で、昨今の物価高が経費負担の増へと影響しており、またフリーランス新法の施行により現行の契約方法が大きく変更され、事務手続きが増大し経営を圧迫する懸念が生じるなど、取り巻く環境が厳しいものとなりつつあります。
こうした状況ではありながら、「自主・自立・共働・共助」の基本理念のもと、高齢者がいつまでも健康で生きがいをもち、安心して暮らすことができる心のかよう町づくりを目指して、今後も更なる発展に向け努力して行かれる方針を示しておられます。
町としても、先に記した様々な事業を今後も展開して行く上で、当センターの存在意義は大きいと認めており、社会環境の変化に対応される取り組みに対して出来得る限りの支援をして行かなければならないと考えております。