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津和野ふるまい酒(令和7年5月30日)

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津和野町東京事務所にて「津和野ふるまい酒」を開催いたしました。

当事務所が開設10周年を記念してのイベントであり、本町の誇る華泉酒造、古橋酒造、財間酒場により丹精込めて作られた新酒を3人の蔵元と一緒に来場者の皆さまへふるまい、楽しんで頂きました。

当日は大雨の予想であり心配をしておりましたが、イベント開会時には小康状態となり、どうにかご来場の皆さまにご不便をかけることなく実施できたことを安堵しております。     

また、成澤廣修文京区長、大澤康雄文京朝顔ほおずき市実行委員長にもお忙しい中、鏡開きに参加し花を添えて頂いたことに心から感謝いたします。
その他、多くの皆さまにお越し頂きうれしく思っておりますが、既にお付き合いのある事業者以外にも、初めて名刺交換させて頂いた方々も多くあり、地酒は勿論のこと本町特産品の今後の取引きに期待がもてるものとなりました。

この度、ユネスコの無形文化遺産に日本の伝統的酒造りが登録されることとなりました。
全国では、それぞれの地域において伝統ある酒造りが行われておりますが、本町においても「華泉」、「初陣」、「高砂」を代表ブランドとする3つの酒蔵が古くからの技術を継承し、更なる研鑽のもと特色ある素晴らしい日本酒を生み出しております。

国指定史跡津和野城跡をはじめ数多くの文化財を有している本町ですが、3つの酒蔵において伝承されてきた酒造りはそれらと肩を並べる歴史財産と言っても過言ではないと思っており、この度のユネスコ登録を契機に更なるPRに力を入れ、販売促進と伝統継承のお手伝いをしてまいりたいと思っております。

近年は製造工場が近代化され、通年において品質が一定した酒造りを行っている会社が全国的に増えてきているようにお聞きしております。
それも一つの経営方針として敬意を表しておりますが、本町の酒蔵は寒い冬のシーズンに酒造りを行っておられます。

毎年違う気候やお米の品質等に適応しながら最高の品質のお酒を創り出す努力をされ、その結果として、各蔵特有の品質はそのままに毎年の特色をもった作品が生み出され、年ごとの微妙な味わいの違いを楽しむことも魅力の一つであると私は思っております。

「津和野では、今年どんな清酒が出来たのであろうか」、そんなことを楽しみに本町へ観光に訪れて頂ける方々を増やして行く取り組みにも力を入れて行きたいと考えており、ユネスコの登録という話題性を活用することを狙いとしたこの度のイベントでありました。

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