民生児童委員協議会の総会が開催され、お招きを頂き出席してまいりました。
民生委員並びに児童委員の皆さまには平素より、住民の相談に応じ、行政が適切な支援やサービスを施すための情報提供を行うほか、子どもたちが元気に安心して暮らせるように、子どもたちを見守り、子育ての相談・支援等を行うなど、地域福祉の重要な一翼を担って頂いており感謝しております。
日々の大切で地道な活動に加えて、視察や全体研修を行っておられ、令和6年度においては、三津同盟を結ぶ岡山県津山市を訪問しておられます。
民生児童委員としての研鑽を図られておりますが、町としても協定を結ぶ自治体と民間レベルにおいても交流を行って頂くことは有り難いことと思っております。
全体研修では、本町の買い物サービスや介護保険の現状について、水道料金改定やマイナンバーカードについてなど、関心の高い話題について町担当者の説明を聞き、日頃の活動に役立てて頂いております。
水道料金は今後3年間かけて値上げをさせて頂く計画ですが、町民生活への影響を軽減するため、国による非課税世帯への給付金や所得税の減税と合わせて、町独自の対策として商品券配布事業を秋から冬にかけて予定しております。
しかしながら、物価高が町民生活にもたらす影響について常にアンテナを張っておくことが重要と考えており、総会のごあいさつでは、民生児童委員の皆さまに日頃の活動からお気づきの点について情報をお寄せ頂くようお願いしたところであります。
昨年1年間、自宅で誰にもみとられずに死亡した1人暮らしの人で、死後8日以上経過して発見された「孤立死」が2万1856人(推計)であったとの報道を聞きました。
本町においても独居の高齢者の方々が多くおられます。
その他にも悪質商法被害や児童虐待なども引き続き社会問題となっており対策が必要です。
今後も民生児童委員の皆さまに対する期待は大きく、皆さまの尊いお気持ちに感謝し、活動をバックアップしながら連携した取り組みを更に進め、地域福祉の向上につなげてまいりたいと思います。