津和野町観光協会の総会が開催され、お招きを頂き出席してまいりました。
本町の観光動態は、令和5年の観光入込客100万8千人(前年比107.7%)、令和6年が110万8千人(前年比101.8%)となり、微増ながらも増加傾向にあります。
このうちインバウンド宿泊客は過去最高の1,487人で前年比234.5%の伸びとなっております。
令和6年度も夜神楽公演や堀庭園ライトアップ、太皷谷稲成神社大祭とのタイアップなどをはじめとした恒例行事とともに、津和野街道食まつりなどのイベント、そして年間を通しての情報発信など、精力的な活動を行われた成果が着実に出始めていると敬意を表するしだいです。
「交流人口を増やし、会員と津和野観光全体の発展と繁栄に貢献する」という長期ビジョンのもとで、令和7年度も様々な事業を計画されております。
特に今後は、8月に行われる津和野踊りをクローズアップし、体験型観光の推進と更なる入込客の増を目指す方針を示しておられます。
400年を超える歴史をもつ津和野踊りは、黒い頭巾をかぶり特色ある衣装をまとってゆっくりと優雅に踊り、その様子は風情があり見るものを楽しませるとともに、踊るものにとっても心が落ち着き集中して行くような、特別な体験をすることができます。
津和野町ならではといえるこの伝統行事は、外国人も含め多くの方々に必ず楽しんで頂くことのできる魅力ある観光素材であると私も思っておりますし、情報発信をはじめ今後の観光協会の取り組みをバックアップしてまいりたいと考えております。
さしあたっては、6月に山口県央連携都市圏域推進協議会として大阪で開催されているEXPO 2025 大阪・関西万博に出展し、圏域市町のPRを行う計画でありますので、その中で7月に行われる鷺舞とともに、8月の津和野踊りをメインとした本町の情報発信を行ってまいりたいと思います。