津和野町臨時議会が開催されました。
議案の主なものは、令和7年度一般会計補正予算についてであり、既定の予算に5億1,632万9千円を追加し、歳入歳出予算の総額を99億1,232万9千円とするものです。
これは日原地域活動拠点施設整備に関わる管理業務委託料2,036万7千円、工事請負費4億9,500万円、その他備品購入費等を計上したことによるものとなります。
財源の内訳としては、国より「新しい地方経済・生活環境創生交付金」として2億2,182万9千円を頂く予定であり、残りの2億9,450万円に過疎債をあてる計画としております。
これから工事の入札を行い請負業者決定後、3月末の完成を目指して工事に着手する予定です。
日原山村開発センターを使用中止として以来、おおよそ10年という長い年月を要して、代替施設の建設にようやく入ることとなりました。
本来であれば、速やかに事業着手するべきでありましたが、計画していた他のハード事業の遂行や買い物不便対策としての地域活性化複合施設の建設を優先するなどの判断により、当拠点施設の整備については、財政上の問題から先延ばしせざるを得ない状況となってしまいました。
この間各種行事や会議、文化活動など、それまで開発センターを利用されておられた皆さまには会場がなくご不便をおかけしてまいりました。
開発センターが存在した時代には、あらゆる世代の多くの方々が訪れ、多種多様な活動が行われた様子を見てまいりましたが、あのような光景が再び新しい拠点で蘇ることを期待しております。
町としても、様々な主催行事が制約を受けてまいりましたので、積極的に活用するとともに、町民をはじめ多くの皆さまに慣れ親しんで頂けるような施設となるよう取り組んでまいりたいと思います。