萩・石見空港利用拡大促進協議会の総会が開催され副会長の立場にて出席してまいりました。
令和6年度においてもこれまでと同様、ANA、島根県と連携を図り、イン対策及びアウト対策の両面から、需要拡大に向けた当空港利用のプロモーション活動、旅行企画商品造成支援、各種助成事業や、都市間交流事業による利用促進などを実施いたしました。
こうした結果、令和6年度東京線の利用者数は135,694人であり、昨年の130,447人を上回りましたが、目標である152,000人を達成することは出来ませんでした。
尚、大阪線については8月の5日間運航にて96.8%の高い搭乗率となっております。
令和7年度は、東京線149,000人を目標として、その必達と大阪線と合わせ更なる利用拡大に向け取り組んで行くこととなりますが、同時に助成金等に依存し過ぎない利用促進策を図ることを課題として取り上げております。
空港圏域の住民が、観光やビジネス等で空港を使う意識を更に醸成して行くとともに、多くの観光客の方々が訪れ、またビジネス利用を拡大する需要の喚起という両面からの取り組みを更に強化して行くことが大切です。
本年、羽田発着枠政策コンテストの評価により令和11年3月24日までの4年間を前提として、当空港の東京線は現行配分の2往復運航の継続が公表されました。
一方で利用拡大の進捗状況についてモニタリングが行われることから、毎年の目標達成とそれ以上の実績の積み上げを、関係者一体となって取り組んで行かなければなりません。
当日は私がガンバロー三唱の音頭を取りましたが、本町としてもインバウンドを含めた観光をはじめとする地域振興のため、空港の発展と本町の発展は一体のものとして、積極的に協力してまいりたいと考えております。