全史協中国地区協議会大会が米子市で開催され、副会長として出席してまいりました。
会長である片岡聡一総社市長によるあいさつ、開催地である伊木隆司米子市長による歓迎のことば、来賓としてご臨席を頂いた岡田啓介米子市議会議長による御祝辞に続いて、総会では令和6年度の事業報告及び決算報告、令和7年度の事業計画及び予算などについて審議頂き、承認されております。
尚、来年の開催地として岡山県津山市が決定いたしました。
三津同盟を結ぶ津和野町とご縁の深い自治体であり、来年も多くの皆さまにご参加頂くことを願っております。
講演会では、岩井浩介文化庁文化資源活用課文化財調査官より「石垣の保存活用と防災~文化財石垣の防災と文化財石垣耐震診断指針案~」と題して、中井均滋賀県立大学名誉教授より「伯耆の拠点城郭~尾高城と米子城の構造~」と題してのお話をそれぞれ頂きました。
津和野城跡の石垣修理工事を行っている私にとっては関心の高いテーマであり、どちらのお話も分かりやすく解説頂き、大変勉強になりました。
情報交換会では、冒頭に伊木米子市長より米子城を活かした観光のお話などをうかがいました。
文化財の保存を地域振興へと活用を図られている取り組みに敬意を表するとともに、本町においても学んだことを今後の参考とさせて頂きたいと思っております。
当日は、普段より交流のある岡山県津山市や広島県廿日市市、鳥取市をはじめ、中国地区内の文化財に関わる職員に多数ご参加を頂きました。
文化財を日本の大切な財産として保存継承するとともに地域振興に役立てる、そんな責任ある業務に携わっている関係者が様々な交流を行う意義ある大会になりましたことを感謝いたします。