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浅草カルメン(令和7年5月12日)

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浅草九劇で上演された「浅草カルメン」を鑑賞してまいりました。

津和野町出身の林佑樹さんが主役を務められた舞台です。
4月13日から5月25日までのほぼ毎日(1日2回)上演されており、私は同日開催されたインフラメンテナンス会議出席のため上京の折に鑑賞させて頂くことができました。

「浅草カルメン」は、歌舞伎とオペラの融合を目指して「歌舞伎の華やかな所作と西洋のオペラ音楽、さらには日本の伝統芸能の魅力も取り入れ」(パンフレットより)演出されたものです。

石井苗子総合プロデューサー、市川九團次監修、井口昇監督による演出は、歌舞伎に馴染みのなかった私にとっても分かりやすいストーリー展開であり、かつ日本の伝統芸能を存分に堪能できるものでありました。

私が鑑賞した日も満員の観客の方々が魅力的な舞台を楽しんでおられましたが、ご縁の国島根県にちなんだ林さんの屋号「ゑにし屋」の掛け声が、会場から発せられる様子が我が事のように誇らしく印象に残っております。

林さんは現在松竹エンターテイメントに所属され、本年3月には松尾芸能賞新人賞を受賞されるなど大活躍をされております。
開演のお忙しい中、楽屋に入れて頂きごあいさつをいたしましたが、ふるさと津和野町からの訪問を喜び気さくに接して頂きました。

評価と名声が高まる中にあっても、いつまでも故郷を大切に思って下さっていることを実感し、本当にうれしい気持ちで会場を後にしたしだいです。

益々のご活躍をお祈りするとともに、本町の誇りとして今後も応援してまいりたいと思います。

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