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働く場づくりと雇用促進業務報告会(令和7年3月28日)

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津和野町の企業誘致に向けた取り組みを推進するべく業務委託している株式会社さとくらし様より、1年間の活動報告を受けました。

令和6年度においては、「津和野高校普通科改革支援」と「コワーキングスペース開設支援」業務を中心として活動頂いております。

前者においては、津和野高校が従来の普通科から未来共創科として変わり、デジタル知見を養成する科目が設定されるにあたり、既存の進出企業等と連携し、特色ある教育プログラムを検討頂きました。

高校の授業で企業の協力のもと実際に展開するカリキュラムと年間スケジュールが、学習目標や評価基準とともに設定されており、新年度入り後は授業の進捗状況を見ながら、年間授業の時間割作成や教材準備、非常勤講師などの体制整備を構築して頂く予定となっております。

後者については、前者の取り組みとも関連するものでありますが、交流センター「ひまわり」の新たな活用策について各種調査や研究を頂いてまいりました。
当施設は津和野高校の寮機能を補完する施設として整備いたしましたが、新設の寮が完成したことに伴い休止し、その後の活用策について検討してきたところであります。

今後については、高校生も含む町民と町外から訪れる方々がデジタルを学び合う交流の拠点として、1階をコワーキングスペースとし、2階を宿泊・滞在機能を持った施設として運営してまいりたいと思います。

既に本町に進出頂いているIT系企業においては、人材の確保が課題となっており、IT人材が集まり、育成される場を創ることは、その解決とともに新たな企業を誘致する上で本町の強みになると考えられます。

この度の業務委託においては、既に進出頂いている企業はもちろんのこと、本町へ進出をされている企業、更には津和野高校や島根県教育委員会、つわの学びみらい、そして津和野町と様々な関係者が議論を重ねてまいりましたが、それらの調整と方向性についてまとめて頂きました。

2階の宿泊については、高校での授業やコワーキングスペースで開催する研修会などの講師となる人材を確保し、資金面でも持続可能なスキームとなることを考慮し提案を頂いております。

津和野高校の魅力化による入学者の増やIT系企業の誘致など、これまで着実に成果を挙げてきた取り組みが、より一層進展して行くよう、引き続き試行錯誤を繰り返しながらも挑戦してまいりたいと思います。

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