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第76回高津川漁業協同組合通常総代会(令和7年3月20日)

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高津川漁協の通常総代会が開催され、お招きを頂きご挨拶をしてまいりました。

津和野町は、益田市及び吉賀町とともに、漁協が取り組んでおられる鮎資源回復のバックアップを行う協力関係にあります。
また、町が実施する防災のための河床掘削や橋梁修繕をはじめとした土木事業は、漁協のご理解なくして進めることはできず、平素からご協力を頂いていることに感謝しております。

総会の始まる前には、漁協と連携して鮎資源の回復にご尽力を頂いている島根県水産技術センターより「高津川のアユ資源動向について」と題しての説明会が行われ、私も一緒に勉強をさせて頂きました。

高津川の鮎資源回復を目的として実施してきた各種取り組みのおさらいとそれらの調査や実施方法などについて詳細な説明を頂き、科学的な見地から更に理解を深めることができました。

流下仔魚調査の結果では、2024年は速報値で29.8億尾となり、2018年からの増加傾向が継続しております。
目標値である38億尾にはまだ達していないことから、今後も継続した対策の必要性を関係者一同再確認したところであります。

また、新しい調査方法やそれに基づいた対策についての試験的運用にも着手されているとの説明もあり、様々な試行錯誤のもと取り組みを進めておられる姿勢に深く敬意を表するものであります。

本町としても、益田市及び吉賀町と組織している益田地区広域市町村圏事務組合や合わせて漁協及び島根県をはじめ関係機関と組織している高津川漁業振興協議会などの事業を通して、引き続き鮎資源の回復に協力してまいりたいと考えております。

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