「イマドキの社会科授業」~中学生は水俣病をどうとらえたか~と題しての津和野中学校山本悦生先生のお話を拝聴してまいりました。
当講演は、津和野中央公民館と日原中央公民館の主催による事業「Minamataスタディinつわの2days+」の一環として開催されるものであり、2月15日には京都大学人文科学研究所准教授藤原辰史先生の「水俣が私たちに教えること」と題した講演が予定されております。
合わせて、1月17日から4月16日の間、桑原史成写真美術館において「いま一度、水俣を」と題した写真展が実施されており、2つの講演と連携した位置づけともなっております。
この度もお話の内容をSNSという場にて記すことは遠慮したいと思っておりますが、改めて水俣病を過去のものとして風化させてはいけないことなど、私自身が認識を深める良き機会となりました。
山本先生には、水俣病を学校での授業に取り入れるため、平素から様々な参考文献を読み、資料を収集されて入念な準備を行い、生徒たちが効果的に学ぶためのご努力をされていることが伝わってまいりました。
津和野町の教育が素晴らしい先生のご尽力により展開され、それが教育の魅力化へとつながっていることを感じ、深く感謝するしだいであります。
私は、同日に実施されていた「世界青年の船」事業の合間に参加し拝聴したため1時間ちょっとの滞在となり、最後のまとめのところを聞くことが出来ませんでしたが、後日放映されるCATV番組で今一度振り返りたいと思っております。
2月15日開催の藤原先生のお話も出張と重なっておりますので、こちらも後日のCATVで拝聴したいと考えております。
どうぞ多くの皆さまに2つの講演をお聞きいただくとともに、桑原史成先生の写真展にご来場いただきますようお願いいたします。