津和野町総合教育会議を開催いたしました。町長と町教育委員会が意思疎通を図り、教育の課題や目指すべき方針等を共有し、連携して教育行政を推進して行くための会議です。
本年もまず、津和野町教育大綱を議題といたしました。
本町では平成24年に教育委員会が策定した「津和野町教育ビジョン」を基本として、町長と教育委員会が協議し津和野町教育大綱を定めております。
教育ビジョンが令和6年度より第2期を迎えるにあたって改訂されており、これを受けて教育大綱についても見直しをするべきか、協議を行いました。
教育大綱は、基本構想を「学ぶ心を育て文化の薫り高いまちづくり～『ひと』が『まち』をつくり、『まち』が『ひと』をつくる～」とし、４つの基本方針を定めております。
- 子どもたちが生きていくうえで必要不可欠な「生きる力」を身につけさせるために、保育園や学校、家庭、地域において「確かな学力（知）」「共に生きる心（共）」「健やかな体（体）」「豊かな心（情）」を育て、それらを統合する「こころざし（意）」をはぐくむ教育を目指します。
- 共に支えあい共に生きる心を養い、さまざまな考えや行動を認め合って、共生できる豊かな人間性と人情味あふれる町民性の育成を図るために、「成熟した個人」と「持続できる地域社会づくり」を目指します。
- 誇れる歴史や地域の文化、自然を活かすために、「津和野人」としての自覚をはぐくむ教育を目指します。
- 乳幼児から小中高生まで切れ目のない支援を推進して、夢のある子育ての実現を目指します。
会議では、教育ビジョンについてはこれまでの取り組みの検証結果や時代背景等に合わせ見直しがなされているものの、教育大綱の基本構想と基本方針という柱となる方向性について影響を与えるものではないことから、現行のまま踏襲することを確認しております。
その他、私から学校給食センター建設のいきさつについて改めて教育委員の皆さまに説明をさせて頂くとともに、予算を含めた町長部局に対してのお考えについてお話を聞き、意見交換を行いました。
会議終了後は、「一般財団法人つわの学びみらい」の皆さまから令和5年度の活動報告をして頂き、ゼロ歳時からひとづくり事業について、私と教育委員とで情報共有をしております。
