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村上進氏地域文化功労者表彰受賞記念祝賀会(令和6年2月23日)

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村上進様の地域文化功労者表彰受賞記念祝賀会が開催され、出席をいたしました。

昨年12月20日掲載の当SNSにおいて紹介しておりますが、津和野町在住の村上進様が、令和5年度の地域文化功労者文部科学大臣表彰を受けられたことによる祝賀会で、日原郷土史研究会の皆様が中心となって企画されました。

前回SNSと重複しますが、今一度ご経歴を紹介しますと、村上様は平成6年から旧日原町において日原町文化財保護審議会委員(平成12年からは会長)に就任、市町村合併後は引き続き津和野町文化財保護審議会の副会長に就任し、通算29年間の多年にわたり、町の文化財の保存活用にご指導を頂いてまいりました。

この間には、日原町史(現代編)編纂員代表(旧日原町)や、歴史の道調査委員(島根県教育委員会)、島根県近代化遺産調査員(島根県教育委員会)、山陰道保存管理計画策定委員会副会長(津和野町教育委員会)等、島根県や旧日原町・津和野町の各種委員にも就き、文化財の掘り起こしやその保存活用にも貢献されてこられております。

また、平成6年から同20年までは石見郷土研究懇話会の日原支部長を務め、平成10年に旧日原町において日原郷土史研究会を設立し、平成31年3月に退任するまでの21年間、会長(現在は顧問)として、旧日原町の文化財の保存継承にご尽力頂いてまいりました。

日原郷土史研究会では町立の日原歴史民俗資料館の管理運営や、小中学校の児童生徒を対象にした地元の文化の継承教育を行うなど、後進の育成及び次代を担う子どもたちのふるさと意識の醸成にも尽力され、地域文化の振興への功績がこの度認められたものです。

祝賀会は、私や教育長をはじめとする行政関係者、町文化財保護審議会委員、友人等、村上様と親交の深い方々が参加され、それぞれに祝意を示し、更なる懇親を深めたところであります。

村上様からは、町内のまだスポットライトが十分に当たっていない重要な文化財を紹介され、今後の文化財行政への期待のお言葉を頂きました。これまでの長年のご労苦とご功績に報いるためにも、その期待に応えるよう努力してまいりたいと考えております。

村上進氏地域文化功労者表彰受賞記念祝賀会

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