津和野町木質バイオマスエネルギー活用推進協議会を開催いたしました。
当協議会は、津和野町での木質バイオマスガス化発電事業導入の可能性等について多角的に検討することを目的として、森林及び木材の関係業者や団体に参加頂き組織したものでありますが、事業実現後も、安定的な運営を行うため、必要に応じて意見交換の場をもってきております。
一昨年8月よりスタートした木質バイオマスガス化発電事業は、津和野フォレストエナジー合同会社のご努力により運営が継続されておりますが、売り上げにあたるFIT価格が固定している中で、燃料となるチップ供給のコストが物価高の影響を受けており、当社と供給業者との調整が必要な情勢となっておりました。
昨年より解決に向けた話し合いを行ってきたところでありますが、この度の会議においても、今後の燃料用チップ供給について、業者間の出荷量や価格の調整を行ったところであります。
津和野町としても、コロナ臨時交付金等を活用し物価高の影響を緩和する支援をさせて頂いておりますが、関係者におかれても、それぞれが応分に痛みを分かち合う解決策となっており、皆さまに敬意を表したいと思っております。
尚、当事業は「自治体・地元林業者と共生する地産地消の木質バイオマス熱電供給事業」として、一般財団法人コージェネレーション・エネルギー高度利用センターが主催する「コージェネ大賞2023の産業用部門特別賞を受賞しております。
津和野フォレストエナジー合同会社に対して、お祝いと感謝を申し上げます。
