1月1日、元朝式の会場へ行く途中に撮影した殿町通りの一枚です。
元旦の夜明け前であり、これから一年の活動が始まるという凛とした気持ちの中で、イルミネーションによって彩られた美しい光景に心うたれました。
多色ではなく、灯ろうの明かりと重なり合ったシンプルな発光が、静けさとともに津和野町らしい情感あふれる光景を映し出しているとも感じております。
雨上がりのタイミングもマッチしたとも思っておりますが、本年は雪のない正月となり、初詣の参拝客も多くお越しになられ、夜明けとともに、殿町通りや本町通りにも賑わいの光景が見られたものと拝察しております。
重要伝統的建造物群保存地区としての街並みは、津和野らしさを残した風情ある景観をいつまでも維持し、それが観光の魅力へとつながってまいります。
街並みを保存することは、いろいろな制約もあり苦労をおかけすることとなりますが、重伝建制度のメリットを周知し、本町のアイデンティティが継承され、更なる磨き上げのもと地域振興に発展して行く取り組みを今後も進めてまいりたいと思います。
