津和野町消防出初式を挙行いたしました。
新春にあたり、多くの消防団員の皆さんに参加頂き心強く思っております。
昨年は本町においても建物火災が発生するとともに、7月には大雨警報に伴う危機管理体制に入る場面があり、団員の皆さんには懸命なる消火活動や災害警戒対応にあたって頂いて深く感謝しております。
また、町操法大会については、県の大会中止等を考慮され、昨年も開催が見送られておりますが、各分団においての訓練や通常点検、年末警戒など、全体訓練と合わせ年間を通して活動を行って頂いており、敬意を表するしだいでもあります。
島根県内や全国においては、松江市及び出雲市、鳥取県において大雨特別警報とともに避難指示が発令されるなどし、多くの被害が発生しております。
そして、年明けには能登半島地震が発生し、火災によって被害がさらに広がる惨状がメディアを通して伝わっております。
こうした状況を目のあたりにして、改めて災害への備えとともに、地域防災力の強化の重要性を再認識するところであり、消防管理者であり災害対策本部長の職責を負う町長にとって消防団の存在は有り難く、頼もしい限りであります。
厳しい寒さの中、参加頂いた皆さんのきびきびとした立ち居振る舞いにより、厳粛な出初式が開催できました。団員の皆さんに心から感謝いたします。
