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令和6年仕事始め式(令和6年1月5日)

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津和野町役場の仕事始め式を行い、一年の業務を開始するにあたってのあいさつをいたしました。

まず、能登半島地震において私たちと同じ立場にある行政職員の多くの方々が、自らが被災しながらも、住民の生命財産を守るために、懸命に業務にあたっておられることに対して、その苦労を共有していこうとの話をしております。

次に、本町の重要な課題である人口減少について、2050年には本町の人口が半減するとの予測もなされている中、それは町の活力を弱くするということの他に、津和野町役場の職員数の維持とも密接に関わることであり、自らの職場を守るという観点からも職員が全員において危機感をもち、対策にあたって行こうとの話をいたしました。

人口減少は、経済のパイを小さくすることになり、商工業出身の町長として町内事業者が抱く将来への展望に思いを寄せる時、我が事として危機感をもっており、これまでもその対策に全力を挙げてまいりましたが、十分な成果が出ているとは言えない現状を厳しく受けとめております。

全国の自治体が人口減少に直面し、様々な対策を講じておられる中で、本町においては、数年前より教育の魅力化による定住対策に取り組んでおります。
本町独自の特色ある定住対策として中長期的な視点から今後も信念をもって取り組んで行きたいと考えております。

合わせて、短期的な視点から考えられる定住の更なる具体策を、役場全体を通して検討を重ねているところであり、新年度予算に盛り込んでまいりたいと考えております。

また、これまで定住対策として行ってきた事業についても、十分な周知が出来てきないとの反省点から、新規事業と合わせ、効果的な情報発信についても対策を講じてまいりたいと思います。

そして本年も、人口減少問題に関わらず、福祉医療の充実、教育の魅力化、産業振興、生活環境整備など、様々な町民サービスを津和野町役場一丸となって進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。

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