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村上進様文化功労表彰報告(令和5年12月6日)

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津和野町在住の村上進様がこの度、令和5年度地域文化功労者文部科学大臣表彰を受けられ、そのご報告に来庁頂きました。

全国各地域において、芸術文化の振興、文化財の保護に尽力する等、地域文化の振興に功績のあった個人及び団体に対して、その功績をたたえ文部科学大臣が表彰するもので、本年は芸術文化分野54件(個人50名、団体 4件)、文化財分野40件(個人26名、団体14件)の皆さまが受賞されております。

村上様は、平成6年から旧日原町において日原町文化財保護審議会委員(平成12年からは会長)に就任、市町村合併後は引き続き津和野町文化財保護審議会の副会長に就任し、通算29年間の多年にわたり、町の文化財の保存活用に尽力されてまいりました。

この間には、日原町史(現代編)編纂員代表(旧日原町)や、歴史の道調査委員(島根県教育委員会)、島根県近代化遺産調査員(島根県教育委員会)、山陰道保存管理計画策定委員会副会長(津和野町教育委員会)等、島根県や旧日原町・津和野町の各種委員にも就き、文化財の掘り起こしやその保存活用にも貢献されてこられております。

また、平成6年から同20年までは石見郷土研究懇話会の日原支部長を務め、平成10年に旧日原町において日原郷土史研究会を設立し、平成31年3月に退任するまでの21年間、会長(現在は顧問)として、旧日原町の文化財の保存継承にご尽力頂いてまいりました。

日原郷土史研究会では町立の日原歴史民俗資料館の管理運営や、小中学校の児童生徒を対象にした地元の文化の継承教育を行うなど、後進の育成及び次代を担う子どもたちのふるさと意識の醸成にも尽力され、地域文化の振興への功績が改めて認められたものです。

こうした活動を通して、村上様には、私も長い間ご指導やご厚誼を賜ってまいりましたので、この度の受賞を我がことのように喜んでおります。
改めて、長年に渡るご尽力とご功績に対して、心からお礼を申し上げます。

文化功労表彰報告

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