全国観光地所在町村協議会の総会が開催され、出席をしてまいりました。
当協議会は、名称のとおり観光振興に取り組んでいる全国の町村により構成されており、現在は35の道県より269の町村が加盟しております。
津和野町も当協議会に加盟させて頂き、観光振興に関わる予算の獲得に協力するほか、国の施策などの情報を得る重要な機会としております。
総会では、議事として令和6年度の予算や施策に関する要望案、要請活動方法について審議され、承認されております。
また、議事に先立ち、高橋一郎観光庁長官より「観光を取り巻く現状と観光立国推進基本計画」と題して、インバウンドをはじめとする我が国の観光の動向や国の施策等についてご講演を頂いております。
お話の中で特に印象に残っておりますのは、オーバーツーリズムの傾向が出始めている観光地もある中で、地方部へ訪日観光客に訪れて頂くことを目標に、我々町村の取り組む観光振興に期待を寄せて頂いているところでありました。
合わせて宿泊を推進することで観光経済の発展にもつなげて行く旨のお話も力強く受けとめたしだいです。
本町においても、観光庁の地域一体となった観光地の再生・観光サービスの高付加価値化事業に認定頂いたことにより、この2年間に民間宿泊施設を中心として改修事業が数多く進み、おもてなし力の向上につなげられております。
今後も、各種ソフト対策を講じながら本町の魅力を高め、着実に観光客と滞在時間の増加による観光振興と観光経済の拡大に取り組んでまいります。
そのためにも観光庁の各種支援メニューを積極的に導入するとともに民間事業者との連携を更に推進してまいりたいと考えております。
