全国町村長大会が全国926の町村長出席のもと開催されました。
吉田隆行全国町村会長のごあいさつに始まり、ご来賓として出席頂いた岸田文雄内閣総理大臣、額賀福志郎衆議院議長、長浜博行参議院副議長、鈴木淳司総務大臣、河野太郎デジタル田園都市国家構想担当大臣、茂木敏充自由民主党幹事長、渡部孝樹全国町村議会議長会会長にごあいさつを賜りました。
続いて、岡ザキ昌之法政大学名誉教授より、我々町村に対する期待を応援メッセージとしてお話し頂くとともに、その後議事に移り、決議及び国に対して行う要望案について満場一致で採択されております。
この度の大会におけるスローガンは、〇少子化対策の推進、こども・子育て政策の強化、〇災害からの復旧・復興、全国的な防災・減災対策、国土強靭化の推進、〇東京一極集中の是正と分散型の国づくり、〇地方創生の更なる推進、地方分権改革の推進、〇地方交付税等の一般財源総額の確保、〇情報通信基盤の整備促進とデジタル化施策の推進、〇地域からの脱炭素化の推進、〇食料安全保障の確立、農山漁村の再生、都市と農山漁村共生社会の実現、〇森林環境譲与税の譲与基準の見直し、〇参議院合区の早期解消、の10項目です。
スローガンに基づいた決議と特別決議、重点要望などが採択されており、今後、政府関係者をはじめ、都道府県ごとに地元選出国会議員等に要望活動を実施することとなります。
大会終了後には、島根県町村会の研修会が行われ、椎川忍地域活性化センター常任顧問（前理事長）と新田一郎総務省自治財政局財政課長からお話を聞きました。
町村職員の人づくりの重要性や国の動向等による地方財政への影響など、国際情勢等が不安定な中で、今後起こり得る社会の変化とそれに伴って地方自治をどう進めて行くか、非常に参考となるお話を聞けたことを感謝しております。
※氏名の漢字表記については、アクセシビリティの観点から、変換しているものがございます。ご了承ください。
