ここから本文です。

蘭学者箕作阮甫リーディング公演(令和5年10月22日)

  • このページを印刷

養老館南棟にて蘭学者箕作阮甫(みつくりげんぽ)~あの空の向こう~と題したリーディング公演が開催され、鑑賞してまいりました。

箕作阮甫は、岡山県津山市の出身で、蘭方医を始め、語学、西洋史、兵学、宗教学など広範囲にわたり洋学を修めるとともに、多くの日本人に影響を与え日本の近代化に貢献した人物です。

この偉人の功績を広めるために、同じく津山市でご活躍されているオープン☆ユア☆アイズ代表の森本壮一郎さんが、「地元の偉人を主人公にした作品を作りたい」という長年の夢を実現し、蘭学者箕作阮甫~あの空の向こう~を創作され、未来を生きる子供たちに届けようとの思いのもと、地元を中心にリーディング公演を開催されてまいりました。

リーディング公演とは、朗読を基本としたものですが、単なる朗読劇ではなく、感情を豊かに表現しながら観客の想像力を引き立てる演劇(適切な説明となっていないかもしれません)であり、この度もプロジェクタ―に映し出される映像と音楽、そして森本さんの動きと語りで構成されておりました。

三津同盟をご縁に実現した当公演でありますが、本当に素晴らしく、単に書物を通してではなくリーディングという手法により箕作阮甫という人物を興味深く知ることが出来たと思っております。
また、表現豊かな朗読によって、聞く者に対してこれからの人生への夢や希望を与えるような感動をもたらされるものでもありました。

津和野町の子どもたちにも本町出身の偉人やその生き方などを学んでもらいたいと願っておりますが、三津同盟は、学術的なつながりを大切にしようということが基本であり、この度のような素晴らしいご縁を今後も大切にしてまいりたいと思います。

箕作阮甫リーディング公演

このページを見た方はこんなページも見ています

    このページに関するアンケート

    このページは見つけやすかったですか?
    このページの内容はわかりやすかったですか?
    このページは参考になりましたか?