10月10日、東京のセルリアンタワー東急ホテルにてしまね企業立地セミナーが開催され、津和野町の企業誘致担当であるつわの暮らし推進課の職員と共に参加してまいりました。
当セミナーは、島根県への企業誘致を目的に関心を持たれている首都圏の企業関係者を招き、県側からは島根県知事をはじめ各市町村長も出席し、情報交換や交流を図るものです。
丸山知事からは、島根県の特性や企業立地環境の素晴らしさなどを中心にあいさつをされ、その後、新田誠県商工労働部長より島根県の立地環境と人材育成・確保の取り組みと題して、より詳細な説明が行われました。続いて、島根大学に新設された材料エネルギー学部の紹介を三原毅学部長よりされております。
その後に行われたリレートークでは、既に島根県内に進出されている企業から3名の方より進出の経緯や決断の決め手、進出後の感想などを述べられました。内容としては、人間性の温かさや県や市町村の受け入れの熱意、対応のきめ細やかさなどを挙げられ、一様に島根県進出の好印象を語っておられたことが心に残っております。
3名の中のおひとりは、益田市の石見臨空ファクトリーパークに進出されたカツデン株式会社の坂田清茂社長でありました。進出後の社員数を順調に伸ばし、本町も含め益田圏域の雇用の拡大に実績をあげられております。合わせて、当圏域の課題とも言える若い社員の確保についても、独自の取り組みのもとに成果を出されており、若者定住にも重要な貢献頂いていることを実感いたしました。
本町としては、以前にもお話した通り、石見臨空ファクトリーパークは通勤圏内とも言えることから、益田市と連携した企業誘致を行っております。仕事は益田市、住まいは津和野町との目標をもち、今後も誘致活動とともに、関連する山陰自動車道の早期開通、石見空港の利用促進などにも積極的に協力してまいりたいと考えております。
