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国土交通省との直轄河川の治水に関する意見交換会(令和5年10月3日)

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中国治水期成同盟会連合会と国土交通省との直轄河川の治水に関する意見交換会が開催され、益田市及び吉賀町と津和野町とで組織している高津川水系治水砂防期成同盟会を代表して出席してまいりました。

当連合会は、中国地方内の高梁川、千代川、佐波川、江の川、太田川など、国直轄河川に関係する市町村が各流域において組織している同盟会等の連合体で、毎年、それぞれの流域の実情を説明し、意見交換を行っております。

私からは、昨年8月の大雨により高津川下流域の高角水位観測所(益田市)において危険氾濫水位を超過したものの、これまでの防災・減災・国土強靭化のための3カ年緊急対策や5か年加速化対策による河床掘削や樹木伐採の効果にて、大事には至らなかったこととともに、今後も例年以上の予算確保と合わせ継続した事業の実施をお願いいたしました。

次に、近年の異常気象により、現行の河川整備基本方針及び河川整備計画の規模を超える洪水が発生する可能性もあることから、計画の見直しをお願いいたしました。

また、高津川上流域の水田の貯留機能向上(田んぼダム)の取り組みや、下流域での益田道路隣接地における防災公園の整備事業など、昨今重要視されている流域治水の取り組みを説明させて頂いております。

本年も島根県東部や山口県で大雨被害が生じるなど、毎年全国のどこかで発生している災害に接し、緊張感が増すばかりでありますが、今後も高津川流域として、益田市及び吉賀町と力を合わせ治水事業に取り組むとともに、様々な機会を通して、国及び島根県に対して、近年の状況に即した計画の見直しや事業の推進をお願いしてまいりたいと思います。

国土交通省との直轄河川の治水に関する意見交換会

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