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第15回益田広域圏消防大会(令和5年7月30日)

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津和野町民体育館にて益田広域圏消防大会が開催され、来賓としてごあいさつをしてまいりました。
主催者である益田広域圏消防協会は、益田圏域の消防力の向上と住民の安全・安心に寄与することを目的に平成3年に設立されております。

消防団は地域の実情に精通し、地域防災に欠かすことのできない存在であるとともに、地域連帯の要として地域社会の安定にも貢献されております。
当大会は消防団員が一堂に会し、更なる意識の啓発と団結を図りながら、安全安心な地域づくりに向け地域防災力の向上を目指すことを目的として、毎年益田圏域の3市町を持ち回りの会場として開催されております。

あいさつでは、平成25年に本町を襲った豪雨災害から本年がちょうど10年であることもふまえ、当時の災害発生時の様子や被害の光景などの記憶をもとにお話いたしました。
同時に、高津川や津和野川をはじめ町内各所の増水がこれまで経験したことがない速度で上昇する中、消防団員には、それぞれの現地の情報収集や警戒、土嚢積みなどに果敢に活動頂いたこと、またその後にも、行方不明者の捜索に酷暑の中で何日もわたり続けて頂いたことなど、今でも感謝の気持ちとともに忘れることは出来ません。

そして、その後においても、毎年何度も大雨警報は発令され、豪雨災害の鮮明な記憶が残る重圧の中で災害対策本部長として任務にあたってまいりましたが、そのたび消防団員には出動頂き、勇敢に活動される姿に励まされてまいりました。
災害後の10年間、災害対策本部長の責任を自覚し、続けてこられたのは、頼もしいパートナーである消防団の存在があったからこそとも感謝しております。

圏域内消防団も団員の確保をはじめ様々な課題を抱えております。
消防・防災行政を司る立場として、消防団改革を理解し、団と団員の皆さんが憂いなく、活発に活動頂けるよう支援体制を整えることが、重要な使命であり、そのことが地域住民の安全安心な生活を確保することにつながることを理解し、努力をしてまいりたいと再認識する、私にとっても意義ある大会となりました。

益田広域圏消防大会1 益田広域圏消防大会2

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