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高津川漁業振興協議会総会(令和5年7月12日)

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高津川漁業振興協議会の通常総会が開催され、出席いたしました。
当会は高津川(各支流を含む)における内水面漁業の資源確保とともに、漁業振興を図ることを目的として、高津川漁業協同組合と益田市、吉賀町、津和野町、3市町議会議長等にて組織しております。
また、国交省浜田河川国道事務所や島根県水産技術センター、島根県益田県土整備事務所等の代表者に顧問として参画頂き、アドバイスや指導を頂いております。

令和4年度の事業としては、ヤマメやうなぎ、モクズガニの放流を行うとともに、アユ資源の確保に向けては、電照飼育により成熟を抑制し産卵時期を遅らせた親魚を育成のうえ放流する事業や冷水病に強く再生産の期待が持てる地場産アユの種苗生産に向けた試験調査などを実施しております。
合わせてナガタの瀬において産卵場の造成を実施してもおります。

こうした事業の成果により昨年の流下仔魚数は暫定値で15.8億尾に回復し、次年度への資源回復に期待の持てる結果となっております。
令和5年度の事業計画についても、これまでの取り組みを検証し、更なる資源の回復につながるよう効果的な事業を実施する予定としております。

既に本年もアユのシーズンに突入しておりますが、昨年の流下仔魚の増が本年の遡上数の増につながっている効果が実際に認められております。
こうした成果が出始めているのも、当協議会の活動とともに、アユの放流や全面禁漁の前倒しなど、高津川漁協独自においても実施されている様々な取り組みのご努力が実っておられるものと敬意を表します。

今後も様々な関係者と力を合わせ、以前のように多くのアユと釣り人の姿がみられる高津川へと復活するよう本町としても努力してまいりたいと思います。

高津川漁協振興協議会総会

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