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JR利用を考える旅

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3月4日と5日の2日間、JR山口線の利用促進について、実際に乗車し考えるため、家族に付き合ってもらい湯田温泉に旅行をしてまいりました。
JR山口線と山陰本線の観光及び生活路線としての利用促進は私にとっての現在の重要な行政課題です。

4日の午前中、津和野地域での会合を終え、津和野駅12時5分発の山口方面行き在来線に乗り出発しました。
尚、4日の夜は2つの会合(懇親会)にご案内を頂いておりましたが、この機会を逃してしまうと当面スケジュールが確保できないため、お断りをさせて頂きました。
関係者の皆さまには心よりお詫び申し上げます。

津和野駅
[昨年リニューアルオープンした津和野駅]

津和野駅に到着後は、まず切符の購入です。
昨年8月から津和野町観光協会に観光案内業務とともに切符販売を担って頂いております。
購入にあたっては、スタッフの方々に笑顔で気持ちよく対応して頂き、安心して駅での業務をお任せできると自信をもちました。
乗車料金は、片道大人一人990円、子ども一人490円で、3人合わせて往復合計4,940円となりますが、マイカーと比較して環境にやさしい移動手段だと思います。
尚、津和野駅から益田駅以遠または山口駅以遠の駅までの往復乗車券を購入頂ければ、津和野駅町営駐車場の料金は無料となります。

切符
[往復購入で駅町営駐車場が無料になりますので、ご利用ください]

一両編成の列車に乗車し出発した後は、まず「くぼた」のかしわめし弁当です。
私が子どもの頃から販売されている思い出の品ですが、今でも変わらない美味しさに懐かしく舌鼓をうちました。

かしわ弁当
[長く変わらぬ美味しさは、多くの方々から愛されてきました]

この度の一番の目的は、JR山口線に乗っての旅行の楽しみ方を考えることですが、すぐに具体的な名案が浮かんだわけではありません。
それでも、普段会話の少ない夫婦ながら、車窓からの田園風景を見ながらであれば、いつもより多少スムースに話ができたような気がしております。

また、他の乗客の方々の様子を見ておりますと、スーツケースを抱えた旅行中の方が、時に車窓からの風景を見ながら本を読む姿を認め、このような旅の楽しみ方もあるとの発見をし、今後の利用促進策を考える上でヒントになりました。

車窓からの風景
[車窓からの風景~いつもは反対側から乗客の皆さまに手を振っております]

湯田温泉では、外湯を楽しむ予定でしたが、諸々の事情により変更し、ホテル滞在や夕食等により、普段できない家族水入らずの時間を過ごしました。
この度の経費は、乗車券、ホテル代、夕食代等全て合わせ、23,601円でした。
めったにする機会のない家族旅行であり、それを考えるとリーズナブルで費用対効果の高い時間を過ごすことが出来たと感謝しております。

翌5日は、午後より日本遺産の講演会に参加するため午前中に津和野町に帰っておく必要があり、湯田温泉駅9時36分発の在来線にて、山口駅乗り換えで11時6分津和野駅着の旅程にて出発しました。

車窓から(城山)
[車窓から~雄大な津和野城跡がお出迎えです]

帰りの道中は、町外から津和野町に観光でお越し頂くために、JR山口線の楽しみ方を考えてみようとのテーマで乗りました。
いくつかのアイディアも浮かんでおりますが、この度の経験をもとに今後ゆっくりと考え、具体的な利用促進策に結び付けたいと思っております。
尚、私の写真撮影のスキルに問題があり、良い掲載写真が撮れませんでしたが、道中は本当に素晴らしい風景が楽しめます。

JR
[一両編成の車両が田園風景とマッチします]

家族には仕事の合間をぬっての短い時間の旅で申し訳なく思いますが、久しぶりに心が安らぐ時間を過ごさせて頂きました。
今後は、今一度日程を確保し、山口線から益田方面、そして乗り換えのうえ山陰本線を使って、田園風景と日本海の美しさを利用促進につなげる策を考えてみたいと思っております。

多くの皆さまにもJR列車に乗っての楽しい旅をご計画頂ければ幸いです。
今後、ビジネス利用も含め、JR山口線と山陰本線の利用促進のアイディアを募集してみたいとも思っております。

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