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島根県水防協議会(令和5年3月10日)

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島根県水防協議会が開催され、WEBにて参加いたしました。
島根県町村会長の立場において委員に任命されております。

島根県では「水防計画」を定められております。
この計画は「水防法第7条に基づき、島根県内の水防業務の調整及びその円滑な実施のため必要な事項を規定し、もって河川、海岸の洪水、雨水出水、津波又は高潮による水害を警戒し、防御し、これによる被害を軽減すること」を目的としております。

当計画は毎年、状況の変化に対応するため検討を加え、必要に応じて変更することとなっており、この度の会議においても、水位周知河川の指定や設定水位の見直し、危険個所の追加などが議題として掲げられ、令和5年度の水防計画として承認されております。

報告事項においては、令和4年度の水防に関する主な取り組みが説明されました。
この中で、県内各所において河川監視カメラと水位計が増設されており、令和5年度においても更なる増設の予定がなされております。
最近の雨の降り方として局地的な豪雨が挙げられ、平成25年の本町を襲った豪雨災害も名賀地区に短期間で集中した雨が降りました。
その経験からも、河川監視カメラや水位計の増設により、水位状況等を視覚的かつ数値的に確認できる箇所を増やすことは重要と考えております。
令和4年度事業において津和野町内の増設はなされておりませんが、今後も本町も含め県内各所の増設が必要であることを私からは訴え、お願いをいたしました。

その他、当協議会には県内民間団体から代表者の方が委員として任命されており、その方々から防災知識の啓発活動の重要性を訴える意見が出されました。
このことは、本町におきかえても同じことが言え、町民の皆さまに本町の防災計画をはじめ防災に関する知識等の普及について、日頃からの取り組みの重要性を改めて認識したところであります。

災害が発生しないことを願いながらも、常に災害に対する警戒と防災力の向上に向けた取り組みを怠るわけには行けません。
また、毎年のように大雨警報が何度も発令され、災害対策本部を設置して警戒にあたる状況にあります。
本町での災害警戒対応において、島根県からは様々な支援を頂いており、今後も連携した取り組みと体制づくりを進めてまいります。

島根県水防協議会

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