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国交省との意見交換会(令和5年1月19日)

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国交省と島根県市町村による意見交換会が開催され出席をいたしました。
毎年この時期に開催されており、大半の市町村長が出席し、地域の課題や取り組みを説明させて頂き、意見交換を行いながら、国交省の皆さまに理解を深めて頂くとともに、私たちも国交省の考え方や予算等について勉強する機会となっております。

会議は2部構成で行われ、第1部では治水事業に関して、水管理・国土保全局より昨年も全国で発生した台風や大雨、土砂災害の被害状況とその対応、緊急治水対策プロジェクト等について説明を頂いたのち、意見交換を行いました。

津和野町からは、まず、流域治水の観点から、多面的機能支払交付金を活用した水田の貯留機能向上の取り組み事例を紹介させて頂きました。
次に、町が管理する普通河川における河道掘削事業について、これまでは有利な財源が確保できないことから思うように実施出来てこなかったのが、防災・減災・国土強靭化対策の推進によって拡充された緊急自然災害防止事業等の制度が活用できようになり、これまで町内各地より要望頂いていた箇所に対して事業着手できるようになってまいりました。
この制度の有効性を説明させて頂くとともに、防災・減災・国土強靭化対策推進のための予算確保をお願いしております。

第2部は、道路局より道路行政を取り巻く最近の情勢について、令和5年度予算の状況を中心に説明を頂きました。
来年度も前年並みの予算が確保されていることとともに、頻発する災害を受けて地方整備局の定員が100人の純増となったとのことで、私たちにとっても心強いことと喜んでおります。

本町からは、国道9号について益田市神田より津和野町枕瀬までの区間において事前通行規制区間が存在し、昨年も2度にわたり通行止めなった事例のほか、急峻な地形と高津川に挟まれた道路であることから災害危険度が高いことなどを紹介し、懸案事項の解消に向けて防災対策事業の必要性についてお話をさせて頂いたところであります。

国交省との意見交換会

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