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防衛白書(令和4年11月21日) 

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自衛隊島根地区協力本部より本部長一等陸佐中畑晶広様はじめ3名の皆さまがお越しくださり、防衛白書に基づいて防衛省並びに自衛隊の取り組みについてご説明を頂きました。
毎年、このような形で役場庁舎を訪問頂き、年度ごとに発刊される防衛白書について解説を頂いております。

ロシアによるウクライナ侵攻は世界を震撼させておりますが、罪のない人の命が奪われる残酷なニュースを見るたびに、なぜこのような事が起こりうるのか、私の理解を超え、今でも深刻に考え込むばかりです。

平和な社会で暮らしてきた私たちにとって理解しがたい現実が起こっていることは、中国による台湾と東シナ海の問題や北朝鮮による度重なるミサイル発射などが、やがて我が国の将来にどのような現実を突きつけるのか、強い危機感とともに連想させられてしまいます。

このように世界情勢がこれまで以上に緊迫し、不透明感を増している中で、防衛省・自衛隊へ国民が寄せる思いは高まっていると感じられますが、「平和を生む抑止力」をも包含した防衛力の強化や、宇宙・サイバー・電磁波などの領域にまで及んでの先端技術分野における取り組みなど、不断のご努力のもと任務にあたっておられます。

また、国際平和の維持という観点だけでなく、自衛隊におかれては国内の災害等に対する支援活動も担っておられます。
毎年のように全国で発生する豪雨や地震災害時に活躍されるニュースを見ますが、平成25年に発生した津和野町での豪雨災害においても、行方不明者の捜索をはじめ多大なご支援を頂きました。

この度はもとより、毎年の防衛白書の説明時には必ず当時のお礼を申し上げておりますが、国民の生命を守る上で自衛隊の存在は大きなものであることを私自身が実感として有しており、いつまでも忘れるものではありません。
そして、平成25年当時の経験は教訓として、毎年の災害警戒対応にも活かしております。

本町からも高い志をもった若い方々が定期的に自衛隊へ入隊されており、その時には激励式を執り行っております。
世界平和と国民の生命を守る重要な任務にあたって頂いている防衛省・自衛隊の皆さまに深く敬意を表し、感謝いたします。

防衛白書

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