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中国プロックプラットフォームPPP/PFI推進首長会議(令和4年10月26日)

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中国ブロックプラットフォームPPP/PFI推進首長会議がWEB方式にて開催され、基調講演として過去に実施した津和野町のPFI事業についてお話をさせて頂きました。

PFI(プライベート・ファイナンス・イニシアティブ)とは、公共施設等の建設、維持管理、運営等を民間の資金、経営及び技術的能力を活用して行う手法で、民間資金やそのノウハウ等を活用することにより、効率的かつ効果的に公共サービスを提供できるメリットがあります。

本町においてもこれまで、平成26年度からつわの暮らし推進住宅整備事業(左鐙地区鳥井ケ原団地、青原地区宮の下団地、畑迫ぶさか団地、木部ひらの団地)、平成30年度から地域優良賃貸住宅整備事業(森村地区)、平成31年度から空家等改修事業(池村地区)において、PFI手法を取り入れ実施してまいりました。

PFI事業の本町におけるメリットは、事業費に対して国からの交付金が導入できることと、残りについては民間事業者に資金を手立て頂くため、町として起債を行う必要がなくなるという財政上の利点があります。
また、民間のノウハウを生かした設計により入居者のニーズに即した建設が出来ることや、維持管理を民間事業者にまかせることで、増大する業務負担の軽減にもつながるメリットを認めております。

PFI事業は数十億から何百億という規模でないと成り立たないという声も耳にしますが、本町のような小さい自治体の小規模事業においても、上記のようなメリットを以前より認めており、少しでも財政上への効果を生み出す手法を導入していこうとの思いで、専門家のご意見を頂くなどしながら研究を続け、事業展開を行ってまいりました。

今後においても、これまでの事業実績をノウハウとして生かしながら、福祉や定住対策に更なる活用を検討してまいりたいと考えております。

中国プロックプラットフォームPPP/PFI推進首長会議

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