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9月定例議会2

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昨日に引き続き9月28日に終了した9月定例議会において、承認頂いた議案のうち主なものを報告をさせて頂きます。

まず、安野光雅美術館に設置しておりますプラネタリウムが老朽化しており、更新を図るための売買契約について承認を頂きました。
取得額は3245万円となります。
このプラネタリウムは安野光雅先生自らの解説とともに思い出の映像が流れる仕組みとなっており、安野先生の作品とともに、美術館の重要な魅力の一つとなっているものです。
更新後は、町内をはじめとする多くの子ども達へ見て頂き、ふるさと教育へも活用してまいりたいと考えております。

次にこの度改修を行った津和野駅の指定管理者として津和野町観光協会にお願いする議案を承認頂きました。
津和野駅も利用客の減少等により無人化となりましたが、今後観光協会に運営を請け負って頂くことで、切符の販売や観光案内業務などを一体的に行うことができ、より利便性を向上させることが出来ると期待しております。
山口線維持のための利用促進という観点からも、新装津和野駅を拠点とした観光振興の取り組みを更に強化してまいりたいと考えております。

9月議会においては、令和3年度の決算認定も頂きました。
一般会計の歳入歳出決算では、歳入総額107億8128万5270円、歳出総額105億8514万4210円で、1億1745万6121円の黒字決算とすることができました。
国民健康保険特別会計や病院事業会計などのその他の会計についても黒字決算となっております。

尚、主な財政指標として実質公債費比率は9.6%で前年比0.1ポイントの減、将来負担比率は95.1%で前年比15.7ポイントの減とどちらも改善しております。
一方で、CATV網の全線更新をはじめとする大型事業の実施等により起債残高は増加傾向にあります。
過疎債や合併特例債等の有利な起債の活用や普通交付税及び特別交付税の確保により実質公債費比率は安定的な数値でコントロール出来ているものの、今後も給食センターの建設をはじめ町民生活に密着した重要な事業も避けて通れないため、中期財政計画を慎重にチェックしながら、住民サービスの向上と健全な財政運営のバランスを心がけてまいりたいと考えております。

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