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「蘭学・洋学 三津同盟」について

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■「蘭学・洋学 三津同盟」の締結について

 津和野町と岡山県津山市、大分県中津市は、令和3年11月に「蘭学・洋学 三津同盟」を締結しました。

 この同盟は、江戸時代後期~明治期にかけて、優れた蘭学者・洋学者を輩出したという共通の歴史的背景※を持ち、名前に「津」のつく三市町が、博物館・資料館の交流や観光振興、地域間交流による地域振興などを目的とする連携・協力のために締結したものです。

 令和3年11月18日、岡山県津山市の津山洋学資料館において、三津同盟締結調印式を開催しました。谷口圭三津山市長・奥塚正典中津市長・下森博之津和野町長が伊原木隆太岡山県知事の立会いのもと調印書へ署名を行い、同盟締結となりました。

tsuwano 署名する下森町長

tyouinshiki (左から)中津市長、津山市長、津和野町長、岡山県知事

※共通の歴史的背景

 津和野町、津山市、中津市は江戸時代にそれぞれ津和野藩、津山藩、中津藩の中心でしたが、西周・森鷗外(津和野)、箕作阮甫・津田真道(津山)、前野良沢・福沢諭吉(中津)など、各地域だけでなく、全国的に活躍した人々を輩出しました。また、西周・津田真道・福沢諭吉らは、明治6年(1873)に日本初の啓蒙団体「明六社」を結成し、機関紙『明六雑誌』を発行しています。

■三津同盟の事業内容

1.博物館・資料館の交流と共同研究の促進

 三市町の蘭学・洋学関連施設の所蔵する資料の相互貸借や、企画展・講演会等の教育普及事業を共同開催します。また、人的交流を進め、共同研究に取り組みます。

2.知的観光の振興と多分野交流の促進

 三市町における「蘭学・洋学」関連の観光コンテンツの充実を図り、蘭学・洋学のまちとしての魅力向上を図ります。また、食・物産等を含めた多分野にわたる交流に取り組みます。

3.連携協力による広報活動の展開

 三市町に所在する各文化施設の相互PRだけでなく、蘭学・洋学関連学会の受け入れ、観光面でのPRなど、広報活動を三市町で展開することで、より効果的な広報活動を行います。

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