ここから本文です。

地域再エネ導入戦略策定協議会(令和4年8月26日)

  • このページを印刷

第3回地域再エネ導入戦略策定協議会を開催いたしました。
この度が最終回となり、本年3月定例義会において行った津和野町ゼロカーボンシティ宣言に基づいて検討してまいりました、津和野町地域再エネ導入戦略「津和野における森里川海連環ゼロカーボン事業」をとりまとめました。
内容の詳細については、関係機関への報告が未実施のため省略いたしますが、本町の場合は森林の二酸化炭素吸収量が既に排出量の1.7倍となっているため、森林の吸収効果を見込まないことを前提に、2050年の実質排出ゼロを目指すことにしております。
その方策としては、本年いよいよ稼働を開始しました木質バイオマスガス化発電、太陽光発電の追加導入、中小水力発電の導入を行うこととし、風力発電は本町の観光資源ともなっている景観に配慮する必要があることから計画には盛り込んでおりません。
また、木質バイオマスガス化発電の追加導入については、原料となる木材の供給増が、森林の更新へ、そして森林の成長が吸収量の増につながるため、非常に有効的と認めております。
現在、Jクレジット制度等の構築が国において進められており、こうした取り組みの成果が今後価値を生み、本町へ還元されることが期待されます。
享受した資金を、例えば電気料金等の住民負担の軽減に活用しながら、住民の皆さまにも日々の生活の中で、再エネの導入や排出量削減の取り組みにご協力を頂くことで、更なる価値の創出へと好循環を生み出すことにつながると考えております。
世界的な脱炭素への流れは、本町のもつ資源に光をもたらし、価値を生み、活性化と住みよいまちづくりの実現に大きく寄与するものであり、チャンスが到来していると強く実感しております。そのことを信じて、策定した戦略を実行してまいりたいと思っております。

津和野町地域再エネ導入戦略策定協議会

このページを見た方はこんなページも見ています

    このページに関するアンケート

    このページは見つけやすかったですか?
    このページの内容はわかりやすかったですか?
    このページは参考になりましたか?