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シトラスリボン

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新型コロナウイルス感染症が社会問題化し始めて以来、約2年8か月という年月が経過しようとしております。
これまで感染対策や経済対策などの課題解決について頭を悩ませながらも、町民の皆さまのご協力を頂きながら進めてまいりました。
その中でも、感染者やそのご家族等に対して誹謗中傷がなされることのないように、お願いをして行くためにどのよう方法を用いるべきか、CATVや広報誌を利用してのメッセージを発信するなどの方法は行うこととしても、もっと他にも方法はないものだろうかと思案を続けておりました。
こうした中で、昨年の春に益田人権擁護委員協議会の総会に出席をした時、シトラスリボンの紹介がありました。
シトラスリボンは、感染された方や医療従事者が、それぞれの暮らしの場所で「ただいま」「おかえり」と言い合える雰囲気をつくり、思いやりがあり暮らしやすい社会を目指す、愛媛県を発祥とした活動です。
感染者やそのご家族等への誹謗中傷をなくし、医療従事者への感謝の思いが込められております。
素晴らしい活動がなされている事に関心を持ちながらその日は帰りましたが、後日、「かわべ」を運営して頂いている「NPO法人にこはら」の方々がシトラスリボンづくりのワークショップを開催されることを知りました。
そこで町としても、当ワークショップの周知を一緒にさせて頂きながら、シトラスリボンとその趣旨についての普及に努めてきたところであります。
これまで、役場職員はもちろんのこと、多くの町民の皆さまにシトラスリボンを身に着けて頂いている姿を拝見してまいりました。
ご協力に心から感謝申し上げます。
合わせて、本町においてこの取り組みを推進することが出来ましたのも、いち早く全国での情報をキャッチし、主体的にワークショップを計画し、シトラスリボンづくりを実践して頂いた「にこはら」の皆様のお蔭であり、深くお礼を申し上げます。
残念ながら新型コロナウイルス感染症の問題は続く気配であります。
今後も引き続き、感染対策と合わせシトラスリボンの取り組みにご協力を頂きますようよろしくお願いいたします。
シトラスリボン

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