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島根県過疎地域対策協議会研修会(令和4年8月9日)

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島根県過疎地域対策協議会による研修会が開催され、出席をしてまいりました。
明治大学農学部教授小田切徳美先生による「地域再生に向けて~新過疎法・特定事業組合を中心に」と題した基調講演とともに、島根県地域振興部中山間地域・離島振興課井上様による県内の特定地域づくり事業協同組合の状況についての説明、浜田市と海士町の方による特定地域づくり事業協同組合の事例発表がありました。
小田切先生のご講演では、これまでの法律を引き継ぎながら新しく制定された過疎法の特徴と意義について、過疎地域再生のための地域戦略などについてお話がありました。新過疎法の制定により過疎債(起債の一つですが償還にあたって国から交付税措置のある有利な制度です)が引き続き活用できると喜んでまいりましたが、法律の意義を今一度学ぶことで、単なる財源論に終始することなく、過疎地域の再生に取り組むことの心構えを再認識いたしました。
合わせて、過疎地域に形成される新しい地域像として、人口減は受け入れながらも「当事者意識」をもった人材を増やし、にぎやかな過疎を目指すという考え方は本町においても参考となるものでありました。
次に、浜田市と海士町の地域づくり事業協同組合の事例は、どちらも単なる人手不足対策としてではなく、担い手の「やりがい」に重きがおかれた運営がなされております。本町においても組合での経験を通して働き手が将来的に自立されることを目標としており、その中で「やりがい」づくりという視点は活かしてまいりたいと考えております。

島根県過疎地域対策協議会研修会

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