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津和野高校後援会総会(令和4年7月11日)

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島根県立津和野高等学校後援会の理事会・総会を開催し、会長として出席をいたしました。
当会は、津和野高校の教育活動を支援し、地域に根ざした魅力ある学校づくりと良好な地域社会の維持及び形成を目的として、高校関係者はもちろん、町内小中学校、PTA、経済団体、同窓会等の代表の方々により組織しております。
結成は平成18年であり、津和野高校の入学者の減による学校存続への危機感が広がり始めた時期で、そういう観点から、入学者の増とそのための高校魅力化の取り組みを活動の中心に据えてまいりました。
入学者の動向については、年度により変動がありながらも、定員の80名を上回る年度が出るなど、長年の取り組みの成果が着実に現れていると認めております。こうした成果を更に発展させるべく、昨年からは当会の事業を「(一財)つわの学び未来」に移管しており、後援会自体の事業としては縮小しております。
令和3年度の主な事業としては、部活動活性化のための支援事業、卒業生でもあり津和野町名誉町民である佐々田正徳様による後援会などを実施しております。
令和4年度も、同様の事業を計画しておりますが、同時につわの学び未来との連携を行いながら、高校魅力化と入学者増の取り組みを引き続き進めてまいりたいと考えております。
つわの学び未来では、高校魅力化も包含し、0歳(ゼロ歳)児からの人づくり事業を行っております。幼児期から小中学校、そして高校までを通して教育の魅力化を図るものであり、今年度からは教育委員会との連携体制を強化し、より機能的な取り組みを進めてまいりたいと考えております。
津和野高校の入学者増は町外及び県外からの入学者により実現できておりますが、町内入学者と町外入学者とのバランスが良好に維持されることは今後意識して行かなければならないと考えております。
町内の子どもの数が減少している中でバランスを保つためには、より早い段階からのU・Iターンによる教育移住、教育定住を実現することが肝要であり、そういう観点からも、0歳児からの人づくりに取り組む意義は高いと信じております。
町外の高校へ進学する子どもも多くあり、そうした家庭への支援を求める声があることも承知しております。
ただ、町内唯一の高等教育機関が無くなることの重大性を想像した時に、津和野高校存続に向けた取り組みを町の重要課題として位置づけることにご理解を頂きたいと思っております。
高校生までの医療費の無料化や今年度から実施しております保育料の第一子からの完全無料化など、子育て支援の充実に取り組みながら、公平性にも配慮するよう努力してまいりたいと思っております。

津和野高校後援会総会

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