島根県商工会青年部の研修大会が津和野町で開催され、来賓としてお招きを頂き、出席をしてまいりました。
主張発表大会や講演会は他の用務のため拝聴することが出来ませんでしたが、式典では開催地として歓迎のごあいさつをいたしました。
私は旧日原町時代の商工会青年部に所属し、OBであります。
26歳でUターンにて故郷に帰ってまいりましたが、人生を今後どう歩んで行くべきか悩んだ時期がありました。
そのような中で商工会青年部に声をかけて頂き入会し、同じような境遇の部員の方々と地域づくりに汗を流す活動を通して、少しずつ気持ちが前向きになり、この町で暮らし遂げることの意義を見出すことができました。
そしてその後、町議へ、町長へと志をたてる土台が青年部活動にあったともいえ、私にとっては深い愛情のある組織です。
商工会は、平成の大合併以前を含め町村部において大半が組織されていると思いますが、県内共通して人口減少が進む中、経営環境は年々厳しくなっており、各地の青年部活動もご苦労が多いことかと拝察しております。
しかしながら、社会はテレワークの推進や脱炭素などによりパラダイムシフトがスピードを高めながら進んでおり、地方の持つ魅力が脚光を浴び、経済効果をもたらす日も近いと信じております。
県内各地の商工会青年部がそれぞれの地域の活性化のために、前向きに取り組み、そのための人材を育む組織であり続けてほしいと願うとともに、地域と商売の両立した発展を目指し、これからも情熱をもって精力的な活動をされて行くと信じております。