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津和野栗再生プロジェクト推進協議会総会(令和4年6月29日)

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津和野栗再生プロジェクト推進協議会の令和4年度総会を開催いたしました。
当会は、全国的に高い品質の評価を受けている津和野町生産の栗について、生産から流通、加工、販売までを一元的に推進しながら、「津和野栗」としてのブランドの確立を図り、更なる経済効果に発展させようとの目的にて、生産者、農協、商工会、観光協会、町とで組織しております。
これまで取り組みを行ってきた中で、毎年の生産量が増えていないことが最優先課題として挙げられます。
市場で産地としての評価を得るためには年間最低10トンの生産量が必要と考えられるものの、現実は2,3トンの規模に留まっております。
生産量の増えない要因としては、生産者の高齢化が挙げられますが、栗の木の新植を行ってから収穫まで早くても5年のブランクがあり、新しい若手生産者の参入にとって高い障壁となっております。
また、有害鳥獣被害も顕著になってきており、生産者のモチベーションにも悪い影響を与えております。
当会ではこれまで、苗木の購入補助を事業の一つとして行っており、本年より制度の該当条件を緩和するなど改善を図っておりますが、生産意欲の向上につながる様々な課題をきめ細かく改善しながら生産量の増加につなげてまいりたいと思います。
津和野栗の品質が高い評価を維持していることには自信をもっております。農林業の選択肢の一つとして、そして観光をはじめ商業全体へ波及効果をもたらす産業振興策として、当プロジェクトには一層こだわってまいります。

栗再生プロジェクト推進協議会総会

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