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津和野町地域再エネ導入戦略策定協議会(令和4年6月23日)

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第一回目の地域再エネ導入戦略策定協議会を開催いたしました。
3月定例議会における令和4年度町長施政方針でのゼロカーボンシティ宣言をもとに、2050年までの二酸化炭素実質排出量ゼロを達成するため、具体的な行動計画を定めるものです。
当日は、いよいよ稼働が開始される予定の津和野フォレストエナジー様による木質バイオマスガス化発電の状況についてご説明を頂いた後、戦略の骨子案や現時点で候補として考えられる施策についてコンサルタントをお願いしているサーキュラス様より提案を頂き、委員の皆さまよりご意見を頂きました。
今後、協議会を重ね9月までに策定する予定です。
特筆すべきは、平成21年度に策定した新エネビジョンの試算によると、津和野町の森林が1年間に吸収するCO2の量が、化石エネルギー起源CO2排出量の6倍に相当する試算となっていることです。(この数値は今回計画策定時に再度精査します)
この森林吸収クレジットを価値に換算すると膨大なものとなり、「緑の油田」とも位置付けられます。
こうした本町の持つ資源を今後町民に還元する方法と合わせ、更なる排出削減に取り組む方策が本町の戦略になっていくものと予想しております。
また、当協議会のアドバイザーをお願いしている東京大学農学生命科学研究科の五十嵐圭日子(いがらしきよひこ)教授に「まちの構造を見直し、脱炭素社会を楽しく実現する」というタイトルにてご講演を頂きました。
地球温暖化の解決のため危機意識をもって真剣に取り組まなければならい理由を具体的な事例をもとにお話しいただき、その上で津和野町をはじめとする地方がもつ可能性について勇気を頂きました。
子どもたちの未来のために、脱炭素社会の構築は今を生きる責任世代の私たちが具体的に行動を起こして行かなければならないと改めて感じておりますし、皆さまに夢をもって取り組んで頂ける戦略を策定してまいりたいと思います。

協議会 五十嵐先生講演会

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