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6月定例議会(令和4年6月16日) 

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6月10日に始まった6月定例津和野町議会が15日をもって終了いたしました。上程した全ての議案をご承認頂き安堵しております。
議案のうち主なものとしては、まず、小型動力ポンプ付軽積載車の取得についてであり、議会承認によって売買契約が成立し、今後消防第3分団に配置されることとなります。次に町道北斗台線の入札が終了しており、この度工事請負契約の締結について議会承認を頂きました。
この事業は昨年に発生した豪雨災害により被害を受けた道路の本格復旧を行う工事で、5千万円以上の事業費となるものは議会承認が必要となります。
災害により被害が発生しましたら、まず安全と緊急的な通行確保のための応急措置を行い、そこから詳細設計と国による災害査定を受け財源の確保を行い、その上で本格復旧に取りかかります。
こうした過程を経ることや少ない土木技師で緊急的に対応して行かなければならないため、誠に申し訳ないことながらどうしても時間を要してしまいます。
昨年の豪雨災害も町内各地で被害が発生しており、現在準備が整ったところから入札を順次行っております。
もう少し時間を頂く被災地もありますが、早急な復旧に全力を挙げておりますのでご理解を頂きますようお願いいたします。
補正予算の関係で主なものは、新型コロナウイルス感染症関係交付金を活用して、物価高騰による給食費への影響分を補填するため78万2千円を、町内小中学校6施設に網戸を設置するため1千万円を、農林関係で飼料用米収穫機械及び自動式ラップマシン等の購入にかかる補助金として1231万9千円を計上しております。
民生費関係では、低所得の子育て世帯に対する給付金700万円を、衛生費関係では、日原診療所にバス待合所及び駐輪場を設置する費用125万円1千円を計上しております。
次に、空き家改修を民間事業者に進めて頂く補助金として960万円を計上しております。
当初予算に計上したものと合わせ計6件分となり、課題となっている空き家の活用に期待を寄せております。
商工費では国道9号線沿い廃屋を解体したことにともない津和野地域の美しい景観を見渡せる見晴し広場として整備する工事費として4980万円を計上しております。
また、教育費として津和野城下町公園工事費として3458万9千円を計上いたました。
この事業は津和野小学校前にある県道沿いの空き地にバス待合所の公園を整備するものです。
この場所は日本遺産である津和野百景図第68図の「堀内御番所の景」にあたる場所であり、日本遺産への活用と合わせ児童や保護者、学校関係者などの交通の安全性と利便性の向上を図ることを目的に公園として整備いたします。大規模なものではありませんが、子どもたちに津和野町の文化財産に触れ誇りをもって頂ける場にもしてまいりたいと思います。
尚、この度の補正予算では消防団員14名の退職報奨金を計上しております。
長年にわたり町民の生命財産を守るため尊い活動をされてこられた皆様に心から敬意を表し、お礼を申し上げます。
過疎高齢化に伴い本町の消防団も定員割れが続いております。どうか若い方々に入団頂き、共助の精神のもと積極的に活動頂きたいと願っております。

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