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「第4回西周賞」受賞者が決定しました!

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 島根県立大学の後援を得て津和野町が創設した「西周賞」が、本年4回目を迎え、去る9月初旬、オンライン上で選考会が行われました。

 「西周新全集」の代表編集者でもある選考委員による厳正な審査の結果、次のとおり受賞者が決定しました。本年は、2名の論文が甲乙つけがたく、最終的にこの2名の同時受賞となっています。

《受賞者及び論文》(敬称略)

田中 豊(関西学院大学大学院)

 「中江兆民が『民約訳解』を漢文で書いた意義―西周における漢文観との比較を通じて―」

仲井 慧悟(京都大学大学院)

 「自覚せしめられる身体―西周から京都学派へ」

  • 選考委員(敬称略)
樺山 紘一(委員長) 東京大学名誉教授/印刷博物館館長
井上 厚史 島根県立大学教授
上原 麻有子 京都大学教授
川崎 勝 南山大学元教授/武蔵野大学客員教授
手島 邦夫 北海道科学大学元教授
服部 隆 上智大学教授

 

 なお、授賞式は来る12月5日(日)に開催する「第18回 西周シンポジウム」の席上において行う予定ですが、本年は新型コロナウイルス感染対策の観点から、オンラインで実施することになりました。授賞式のほか、審査講評、受賞者記念スピーチを行います。

 現在、町内外のみなさまにご参加いただく方法について検討中ですので、決まり次第お知らせいたします。シンポジウム基調講演は早稲田大学の谷口眞子教授を予定しています。

 

〈お詫びと訂正〉

 以前、本記事中で、「民訳訳解」とあったのは「民約訳解」の誤りでしたので、訂正してお詫び申し上げます(本文訂正済み)。

 なお、この誤りは津和野町教育委員会西周顕彰事業担当者のミスによって生じたものであり、論文執筆者によるものではないことを明記いたします。

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