島根かみあり国スポ全スポ2030のカヌー競技の会場として美郷町に整備された「カヌーパークみさと カヌーレIMAI」を視察してまいりました。
当競技場は、カヌークラブハウス、江の川カヌースプリントコース、駐車場にて構成し、昨年完成しております。
特にクラブハウスは艇庫やトレーニングルーム、研修室、更衣室及びシャワールームなどが配置され、全体を通して県産材が使わるなど素晴らしいものでありました。
また、友好協定を結ぶバリ島マス村に関連した装飾が随所に施されており、町の有する資源を有効活用する視点も参考となりました。
当日は、地元の中学生や島根中央高校の生徒さんたちがトレーニングに汗を流しておられました。
部活動としてもカヌー競技が定着しており、インターハイでも種目別優勝を飾られるなどの成績を残しておられます。
本年も8月にインターハイの会場として当競技場が使用される予定となっており、島根かみあり国スポ全スポに向けて整備された会場が、本番に向けても着実に活用され、準備が進められております。
また、大学の合宿誘致にも力をいれておられ、宿泊研修補助事業などを創設するなどし、既に誘致実績をあげられております。
これらは国スポ全スポ大会後もにらみ地域振興にカヌー競技を更に活用していこうとするものであり、勉強になりました。
愛称である「カヌーパークみさと カヌーレIMAI」は今井産業株式会社様とネーミングライツ・パートナー契約を締結したことに基づいておられます。
本町においてもスポーツクライミング施設を管理運営して行く上で、財源確保等の観点から大変に参考となる取り組みでありました。
懇切にご対応頂いた嘉戸隆町長はじめとする美郷町の皆さまに心からお礼を申し上げます。