「世界青年の船」事業の参加者や関係者の皆さまが津和野町に来町され、ごあいさつをしてまいりました。
「世界青年の船」とは、1967年に明治百年事業の一つとして始まった「青年の船」事業が、1988年に時代の変化に対応した内容に変更し「世界青年の船」事業として続いております。
世界各地の青年が集い、ディスカッションや文化交流等を通じて異文化対応力、リーダーシップ力などの向上を図り、社会貢献ができる次世代グローバル・リーダーとなる青年を育成するとともに、グローバルな人的ネットワークの構築を目的として実施されております。(内閣府青年国際交流担当室より頂いた資料より掲載)
この度の参加者も、アルジェリア、オーストラリア、ブラジル、シブチ、エジプト、オマーン、パナマ、ペルー、ポーランド、セネガル、スリランカ、スウェーデン、そして日本と、世界各国にわたっており、約200名が来町されました。
オープニングにおいて、津和野町の歴史文化や地域課題などの概要を説明した後、グループに分かれ、街歩きを行って、実際に地域の現状を視察し、住民と交流を図るなどした上で、再び会場である町民体育館に集合し、グループでの意見交換、発表を行っておられます。
当日は、大雪となり津和野地域は一面雪景色でありました。
石見瓦などの街並みを見て頂けなかったことは残念ですが、雪を初めて見た参加者の方もたくさんおられ、銀世界の本町の素晴らしさを楽しんで頂く機会になったのではないかとおもっております。
当事業は、1月24日から開始されており、2月21日まで、船で日本各地に寄港しながら、研修プログラムを実践される予定となっております。
本町での実践活動が参加者の皆さんにとって思い出深い、有意義なものとなりますことを祈っております。