千姫を題材としたNHK大河ドラマの実現に向けた要望活動がNHK放送センターにて実施され、出席してまいりました。
茨城県常総市、三重県桑名市、兵庫県姫路市、岡山市、東京都文京区、津和野町により組織されている大河ドラマ「千姫」誘致の会ですが、令和6年9月に群馬県太田市が加わり、活動の輪が広がっております。
太田市と千姫の関係は、大坂夏の陣後、豊臣家と離縁するため千姫が世良田徳川郷の満徳寺に入った(代理が入寺したとの説もあり)と伝えられております。
その後、千姫は本田忠刻と再婚しております。
縁切寺として知られる満徳寺のほか、徳川東照宮、長楽寺、世良田東照宮など、徳川氏ゆかりの史跡が数多く存在する歴史文化の町でもあります。
この度の要望活動では太田市も参加され、各自治体それぞれから千姫との縁を紹介し、NHK大河ドラマの実現に対する期待の言葉を述べました。
私からも津和野城主坂崎出羽守と千姫の関係とともに、地域振興の観点からのお願いをさせて頂いております。
尚、千姫と坂崎出羽守の関係については本年1月、読売新聞に日本史家磯田道史先生による新解釈が掲載され、真実性のある説として興味深く拝見しました。
二人の関係については諸説ありますが、千姫の人生に坂崎出羽守が深く関わったことは間違いなく、ドラマには欠かせない人物であることを再認識しております。
誘致の会参加自治体では、それぞれが年間を通して千姫に関するお祭りや博物館等での企画展、広報や記事掲載等による情報発信、誘致のための署名活動など、精力的に行っておられます。
本町としても、津和野城跡や掘割の鯉等と関連付けながら、誘致活動を盛り上げる取り組みを独自にも進めてまいりたいと思っております。