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島根かみあり国スポを契機としたスポーツクライミングの地域定着に向けた連携協定(令和7年1月20日)

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島根県及び島根県山岳連盟、そして津和野町の3者による「島根かみあり国スポにおけるスポーツクライミング競技の地域定着を図ることを目的とした連携協定」の締結式を県庁にて行い、出席してまいりました。

2030年に島根県を舞台に開催される第84回国民スポーツ大会及び第29回全国障害者スポーツ大会(愛称「島根かみあり国スポ・全スポ」)において、津和野町はスポーツクライミング競技の開催地とすることが決定しております。

この協定は、島根かみあり国スポに向け町と連盟、そして県が連携・協力し、スポーツクライミング競技の普及や施設の魅力化、選手及び指導者の育成を行いながら、国スポ後の競技の地域定着を図ることを目的として締結したものです。

協定書に盛り込んだ連携事項は、
(1)津和野町内の幼児教育施設、小学校、中学校、高校と連携した活動や競技体験会等の実施による競技の普及、
(2)津和野町内スポーツクライミング施設の魅力化、
(3)地域で競技指導や競技普及を担う指導者の確保・育成、
(4)(3)を支える人材の民間企業への就職支援、
(5)選手の育成・競技力向上、
(6)クラブチームの活動充実、
(7)(5)及び(6)を推進するための競技団体等における組織の充実、となっております。

締結式には、丸山達也島根県知事、松本実島根県山岳連盟会長にご出席を頂き、私とで協定書に調印をいたしました。
挨拶では、お二人から心強いお言葉を頂戴し有難く思うとともに、開催地としての責任をより強く受けとめたところであります。

この度の協定締結により今後は特に、町内の保育園や小中高校と連携して競技の普及や競技人口を確保すること、高校魅力化への活用、クラブチームの拡充などにより、国スポ後も競技を継続できる環境を整備することなどを目指して取り組んで行くこととなります。

前回島根県で昭和52年に開催された第37回国民体育大会では、開催地として携われたホッケーの奥出雲町やカヌーの美郷町などが、大会後もそれぞれの競技が地域に定着し、今でも教育や地域振興に活かされている見本があります。

本町においても、関係者のご支援を頂きながらスポーツクライミングの成功に全力を挙げるとともに、大会後も定着し、開催地の受け入れが町の振興にとっての財産となるよう取り組んでまいりたいと思います。

前日には、松本会長はじめ山岳連盟の皆さまにもご同行頂き、松江市の美保関町にある旧千酌小学校体育館に整備された施設を視察し、地元の子ども達が元気に練習する姿を拝見したところであります。

明日の当SNSでは、スポーツクライミング開催に向けた本町のこれまでの取り組みについて報告させて頂きたいと思います。

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