津和野町二十歳を祝う会の帰りに津和野駅で撮った一枚です。
駅前に設置し、普段は観光客の皆さまに親しまれ撮影スポットにもなっているSLですが、時節柄正月飾りがなされておりました。
お正月の祝賀ムードがより一層高まり、私にとっては見慣れた風景がちょっとしたアイディアで新しい感動をもたらしてくれました。
津和野駅の改修に合わせて、それまで駅隣接地に展示していた「D51型194号機」を、2019年に正面へ配置換えを行ったところでありますが、1973年まで山口線を走り、引退後50年を経過しても、その雄姿は健在であるとともに、イベント時には汽笛を鳴らしたり、装飾を変更するなどして、多くの皆さまを楽しませてくれております。
現役として走るSLやまぐち号(D51形200号機)は、津和野観光になくてはならない資源であり、今年も5月3日より運行を開始いたします。
新山口駅より約2時間の道中、蒸気機関車の迫力ある走りと汽笛の音色や石炭を燃やす香り、そして沿線の自然豊かな原風景をロマンあふれるレトロ客車とともに是非とも体験頂きたいと願っております。
SLは山口線を走ってこそ価値がある。
そんなうれしい評価をこれからも多くの皆さまから頂き続けるよう、動態保存にご尽力を頂いているJR西日本関係者に感謝しながら、環境整備に努めるとともに、お出迎えの心を温めお待ちしております。