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森鷗外生誕記念講演会(令和7年1月11日)

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森鷗外生誕記念講演会を開催いたしました。

文久2年1月19日に津和野町で生まれた森鷗外先生の生誕を記念して毎年1月に実施しているもので、今年は新設の森鷗外研究センターを会場として使用しております。

講師は、詩人の伊藤比呂美先生です。
伊藤先生は、青山学院大学在学中より新日本文学会の文学学校に学ばれ、1978年に第一詩集「草木の空」でデビューし、同年第16回現代詩手帖賞を受賞されるとともに、以後、「河原荒草」、「とげ抜き新巣鴨地蔵縁起」など多くの著書を発表されております。

自他ともに認める森鷗外ファンであり、この度は「鷗外先生とわたし」と題してお話を頂きました。
「ファン」という表現ではお叱りを受けるのではないかと思われるくらいの森鷗外への愛情ほとばしる言葉の一つ一つは、聞く私たちの関心をずっと引きつけ、楽しいものでありました。

講演内容について詳細をSNSの場にて記すことは遠慮したいと思いますが、詩人として森鷗外作品の文章の素晴らしさを解説頂き、専門的に研究をされている方々の講演とは違う角度からのお話はとても新鮮で、興味深い気づきを頂きました。

熱い愛情と共に分かりやすく森鷗外先生の魅力を語って頂く伊藤先生の存在は、これからも全国や世界で森鷗外ファンが生まれ、増えて行くきっかけにもなると感謝しながら、お話を拝聴したところであります。

遠路お忙しい中お越し下さり、素晴らしいお話を頂いた伊藤先生に心からお礼を申し上げます。
森鷗外も登場する「切腹考」や「森林通信 鷗外とベルリンに行く」などの伊藤先生の著書を今後是非拝読してみたいと思います。

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